日曜日, 1月 22, 2006

今日病院での話

サ○シティの費用で虎ノ門病院まで介護タクシーという話は、やはりうますぎる話だった。今日行ったら、父だけでなく、一番上のケアワーカーという溝○氏がいた。
そして、その人が何も言わなかったが、ずっと一緒にいて、父も医者もその人物にかなり気を使っていた。介護タクシーの費用を出すといったのは、別のケアワーカーだったらしい。
ケアワーカーが介護のスーパーバイザー的な役割をしているのだが、T村女史だけでなく、何人もいるらしい。
そして、父も「秦野○生病院でいいじゃないか」みたいな言い方になっていて、私は、医者と父を相手に反論した。父は、もともと短期でかんしゃくもちなので、途中で、俺の話を聞けと怒り出したが、私は、持って行った資料なども広げながら、
「向精神薬については、使い方が定まっていなくて医師の間でもいろいろわかれていますよね。グラマリールについても少し足元があぶなくなるだけで、副作用だからとやめる人もいますし。母のここまでひどいパーキンソン症状も、脳梗塞によるパーキンソン症状かもしれない。パーキンソン症状と脳梗塞について、原因も症状も様々だしそれを一度きちっといらべてもらいたいというだけで、そのあとは、また秦野○生病院でみてもらえばいいし、虎ノ門病院は地域連携もしているし。私の夫も脳梗塞のあと虎ノ門病院の神経内科の先生に見てもらっているし。痴呆でも脳血管性とアルツハイマーと見分けるのは専門家でもなかなか難しいらしいですね。これ以上薬を増やすと危険だとおっしゃったそうだから、こちらの病院も良心的だと思いますよ。だけど、脳血管とかパーキンソンについては、専門家じゃないわけだし。一度専門家にみてもらいたいというのが何がいけないんですか」みたいなことを言っていろいろと反論した。

とりあえず、紹介状を書いてもらうことにはなったが、医師は
「個人情報もあるので、サ○シティに渡して、そのあとお父さんに渡してもらいます」と言う。それから私に連絡が来ることになった。私が連れて行くのであって、サ○シティではないのに。

私は、サ○シティ入居に当たって、保証人になってほしいといわれていたが、最後になって断った。なぜかというと、父と母が私に対しては非常にわがままであり、父などは、うん十万円の年金があるにもかかわらず、私に対して、「こずかいをくれてもいいんだぞ」なんてことも言う人だ。母は、私に対して、金銭的な負担をかけるようなことはないが、何かと私に頼みたがる。だから、私が結婚するとき、
「(親の)敷地に二世帯住宅を建てて一緒に住みなさい」といったくらいだ。
しかし、母に振り回される生活は嫌だから、断った。
それで、サ○シティの保証人には、妹の夫がなっている。だから、そちらが、連絡をする相手として登録されている。
しかし、私が心配して病院に連れて行くのが何がいけないというのだろう。

サ○シティに帰って父を説得し、そのあとケアのほうに母を見舞った。
以前より薬が減ってどのように変化したかを見たかった。最初は、少し大きな声で、「今戦っているの」とか、いろいろ起こったようにしゃべっていた。しかし、私が、「そう、そう、誰と戦っているの」とか答えていくと、だんだんおとなしくなった。
食事は、かなり食べられるようになっていた。自力で、95%くらい食べていた。
テレビのほうにいくと、テレビの内容をかなり的確に、「へえ、○○なんだって」と言うから驚いた。私にも、「横から見ると太いね、また太ったでしょ」とか、「頭が伸ばしっぱなしで、なんとかしなさいよ」とか言い始めた。こうなると、普通の感じである。寝かせる前に、うがいと歯磨きをさせた。
水を飲ませて、「はい、ぶくぶくぺー」と赤ちゃん言葉で、言ったら、「なあによ」と、、昔のような言い方で、半分笑って答えた。こういうやり取りは、やはりアルツとは思えない。アルツは診断されてから、もう4年くらいたっている。
8年前サ○シティに移り住むとき、昔の田舎料理を作れなくなっていた。それが、最初の症状だとすると、もっとぼけてもいいはずだが。
朝と夜だけ食事の介助にきているという人が、母に「○○のお話をしてるんでしょ」と話かけて、私に「いつもお話してくれるんですよ」と、言った。
私から見ると、まだらぼけである。「おじさんたちは死んだの」とか訂正すれば、理解できる場合は、本当の痴呆ではないというHPがあった。
からだも、上半身を前かがみにできるようになっていた。また、手の動きもよくなり、食事も楽に食べているようで、嚥下障害はほとんどなくなっているようだった。
部屋に行ったら、リハビリメニューが書いて吊り下げてあった。前にはなかったものだ。
手伝ってもらって寝かせて、帰るとき、「じゃあね、帰るからね」と言うと、少し起き上がろうとし、「一緒に帰る」見たいな事を言い出した。私は、「歩けるようになったら、つれて帰るけど、このままじゃ、介護の勉強をしないと連れて帰れないから」と言って、いろいろ説得して、帰った。
とりあえず、前よりも元気そうでよかった。
とにかく、これから、老人が増えて大変なのに、寝たきり老人を増やさないように、痴呆老人を増やさないようにしなければ、いけないはずだ。

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