金曜日, 1月 13, 2006

有料老人ホームの実態その6

母は、8年位前まで、私と毎日顔を合わせていた。私は、母にDHAを飲ませて
いたが、コレステロールの数値が、500とか600とかあった。一過性脳虚血発
作のようなこともあり、脳梗塞を一番心配していた。
昨年5月には前かがみにはなっていたが、歩けていたし、食事もしていたし、
何でもおしゃべりしていたのに。こんなになるなんて、思ってもみなかった。
十二月二九日には、血液さらさらメニューの酒粕鍋を持って行ったので、
ベットに横になっていた母を起こして食べさせた。母の硬いからだを無
理やり起こしたので、私は腰に痛みを感じた。その後重いかばんを肩にか
けて歩いていたら、さらに痛くなり、年末年始の掃除は、ほとんど省略した。

酒粕鍋は母の好きなメニューだったが、血液さらさら効果が高いという話をテレビでやっていたので、我が家でよく食べている。母は、昼食後だったが、おいしいといって、お茶碗3分の2くらいをぺろりと食べた。
二九日に病院で話し合いをしたとき、私は、「ある意味で拘束よりひどいと思います。
介護する人だって大変ですよ、あんな重いからだをかかえて。あなたはこんな風な仕打ちをされたいと思いますか。」と聞いたら、病棟担当の女性だけが、首を横に振って、いやですという顔をした。
本当に、恐ろしいことだ。

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